髪のキューティクルとは？

髪のキューティクルとは？？そもそもキューティクルって何？？

普段良く耳にする「キューティクル」。

今回は髪の艶に関わるキューティクルについてお伝えしていきます。

キューティクルとは、髪の一番表面部分のことで、ケラチンたんぱくで出来ており、髪の内部の水分やタンパク質が失われるのを防いだり、外部から髪を守る役割をしています。

髪は３層構造になっており、髪の中心からメデュラ(毛髄質)、コルテックス(毛皮質)、キューティクル(毛表皮)に分かれています。

キューティクルはとても薄く、厚さは約0.5～1.0μｍと言われており、ウロコ状に層が6～8枚程密着して出来ています。

傷んでくると、ウロコ状が剥がれて、一度剥がれてしまうと自己修復は出来ません。

傷む原因としては、一般的にこちらがあげられます↓

●強い薬剤のカラーやパーマによるダメージ

●ドライヤーの(かけすぎ)熱によるダメージ

●逆にドライヤーを全く使わずにいるキューティクルが開きっぱなしによるダメージ(濡れた状態はキューティクルが開いた状態で、水分や栄養分が出ていきやすい状態です。ドライヤーできちんと乾かし、キューティクルを整え閉じる事が大事。)

●紫外線の日焼けによるダメージ(帽子や髪用日焼け止めで紫外線からガードすると良い)

●濡れている状態で無理に梳かすダメージ(濡れている時は無理に梳かさないで、梳かす時は優しく毛先から梳かすと良い)

●まだ髪が濡れているけど、そのまま寝てしまうことによる摩擦によるダメージ(しっかり乾かしてから睡眠をとると良い)

キューティクルが傷んで開いた状態になると、、

●カラーの褪色が早くなる。

●髪が絡まりやすく、ひっかかりやすくなる。

●切れ毛や枝毛が出来る。

という現象が起きます。

では、キューティクルを守る為にはどうしたら良いか？？

①シャンプーする時

シャンプーの前に軽く髪をほぐしましょう。(手やブラスで軽くブラッシング)　そして、シャンプー剤をつける前によーくお湯で髪を濡らし、手で予洗いする。シャンプーはよく泡立てて、ゴシゴシしないで優しく洗う。その後はよくすすいでください。

②ドライヤーかける時

ドライヤーをかける前にはドライヤーの熱から髪を守るアウトバストリートメントをつけましょう。

前にもお伝えしましたが、パサつきのある方には　↓　トキオアウトカラミプラチナムオイルトリートメントがおススメです。

手に取った後、髪(毛先中心)につけてからドライヤーをかけます。

トキオアウトカラミプラチナムオイルトリートメント　100ml　3200円(税込3520円)

そして根元から乾かし、温風を１か所だけに充て過ぎないよう、満遍なく乾かします。(もう完全に乾いているのに、さらに熱を充てることはオーバードライで、ドライヤーかけすぎ熱のダメージになってしまいます。)

③カラーやパーマは優しい薬剤で

一般的に髪の傷みは、カラーやパーマが原因ということが、とても多いと思われます。

以前こちらのブログ　→　「髪質を良くする方法ってあるの？」

でも載せましたが、セルフカラーでカラー剤が残ったから、と毛先まで染めてしまったり、サロンでカラーをした場合でも根元のカラーと同じ強さのカラー剤を毛先にも使ってしまうと、あっという間に髪は傷みます。

当店では、髪質に合わせカラーのアルカリ度を調節し、負担をなるべく少なくして染める「極低アルカリカラー」でカラーリングする為、痛みを最小限にとどめ、続ける毎に指通りの良い髪にしていきます。そして、根元の健康なバージン毛と、毛先の既染毛とでは、半分以下のアルカリ度に変えることにより、毛先もしなやかにしていきます。(毛先までブリーチ、等の例外もあります)

パーマもカウンセリングと毛髪診断をし、その方に合わせた薬剤でかけていく「アイアピアトリートメントパーマ」を使用。アイアピアトリートメントパーマなら、仕上がりの手触りがやわらかくなります。パーマをかけると傷む、、と思っている方にもぜひ試していただきたいパーマです。髪質・髪の傷みに合わせて調合していくので、痛みの少ない健康毛のかたにはしっかりとかかるパーマ液を。傷みがあるダメージヘアには優しさを重視したパーマ液を調合していきます。

一般的には傷む可能性が高いカラーやパーマですが、やり方や薬剤の選び方で、痛みを最小限に抑えることは出来ます。

そしてキューティクルは一度剥がれてしまうと自己修復は出来ませんが、外部から補うことは出来ます。

当店では、ケラチンたんぱくを髪に浸透して絡ませ、補修する「トキオインカラミトリートメント」をおススメしています。

以前、載せたこちらのブログ　→　「美容院でのトリートメントの選び方」

でも、紹介したトキオインカラミトリートメントは世界初の特許技術で、髪に必要なケラチンたんぱくを毛髪内部に浸透「イン」して、結合「カラミ合う」インカラミさせ、ダメージ部分から流出しにくくさせていきます。なので、補修力もあり、毛髪強度を１４０％回復させる効果もあります。ノーベル賞受賞成分フラーレンの抗酸化効果で髪を保護し、インカラミの仕上がりを持続させる効果があります。