着付け・メイク

成人式は人生で一度のイベントですから、できる限り失敗したくないものです。成人式の着付け・ヘアメイクは、美容室で行うのがおすすめです。本記事を読めば、美容室で着付けやヘアメイクを行うメリットや、失敗を防ぐための注意点が分かります。成人式の着付けをどこで行おうか悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 美容室で着付けやヘアメイクを行うメリットとは

ヘアメイクは、髪のセットに加えてお顔のメイクもしてもらうことを指します。成人式の着付けやヘアメイクは、ホテルやレンタル着物店などでも可能です。しかし、美容室には美容室のメリットがあるので、以下で確認していきましょう。

1-1. 着付けとヘアメイクを同時にお願いできる

美容室には、着付けとヘアメイク両方を行っているところがあります。そのような店舗に依頼すると、着付けとヘアメイクが同時に行えるのがメリットです。当店でも両方可能です。
また、ホテルなどで行う場合と比較しても、リーズナブルな価格で同時に依頼できます。ヘアメイクをした後に着付けをすると乱れる場合がありますが、美容室であればヘアメイクの乱れにも対応可能です。

1-2. 慣れない場所へ行くよりも気楽

普段あまりホテルやレンタル着物店に行く機会のない人でも、美容室なら気楽にお願いできます。後にも説明しますが、成人式当日は慌ただしいのでできれば慣れた場所で過ごしたいものです。美容室であれば、ホテルやレンタル着物店と比較してもラフなイメージを持つ人が多いでしょう。

2. 成人式で美容院を利用するときの注意点

成人式という一大イベントでのミスを防ぐには、あらかじめ注意点を確認するのがおすすめです。成人式で美容室を利用するときの注意点をチェックしていきましょう。

2-1. 忘れ物に気をつけること

美容室で着付け・ヘアメイクを行う場合、持ち物がたくさんあります。スタッフも当日は忙しいので、来店したお客さまそれぞれに時間をかけるのが難しいのです。
時間をかけられないのに、「帯締めを忘れた」や「足袋が入っていない」ということがあると、さらに時間がかかります。忘れ物の予備がなければ家まで取りに戻る必要があるので、成人式に間に合わない可能性があるのです。忘れ物を防ぐためにも、チェックリストを用意して、一式を確認するのがいいでしょう。

★当店では、成人式の2～3日前までに荷物一式をお持ちいただき、こちらで確認して足りないものはお伝えし、一式を預かり着付けの準備をして当日を迎えます。成人式当日は大きな荷物はお持ちにならないで大丈夫です。

《振袖、訪問着の持ち物》

●肌襦袢、裾よけ、着物、長襦袢、足袋・草履・バック、帯、腰紐 4本～5本、伊達締め2本、帯揚げ、帯締め、帯板、帯枕(振袖は大きく丸型、訪問着は平たい長細型)、タオル(薄手)2〜3本、襟芯

《七五三の持ち物》

●三歳　着物、長襦袢、被布、伊達締め1本(あると綺麗)、足袋、草履　(着物と長襦袢に紐がついていれば腰紐はいりません)

●五歳　着物、長襦袢、羽織、袴、角帯、懐剣、足袋、草履、末広、腰紐2本(裾上げしてなければ４本)

●七歳　着物、帯、長襦袢、肌襦袢、裾よけ、帯締め、帯揚げ、しごき、帯板、帯枕、伊達締め1本、腰紐２～５本(着物に紐が付いている等で必要な本数が変わります。

《袴の持ち物》

●肌襦袢、裾よけ、着物、袴、長襦袢、足袋・草履(又はブーツ)、バック、帯、腰紐 4本、伊達締め2本、タオル(薄手)1本、襟芯

《浴衣の持ち物》

●浴衣、帯、腰紐2本、伊達締め1本、帯板、草履　※肌襦袢・裾よけ・タオル(薄手)1枚

↓↓↓　全てに共通　↓↓↓　

※半襟は縫ってからお持ちください。
※当日、アップもされるかたは前開きの服を着てきてください。
※中に下着・肌着を着る場合は、下着はワイヤーの入っていないものを着用の上、肌着は首元(特に背中側)が大きく空くタイプでお願いします。

2-2. ゆとりを持って予約をすること

成人式当日は、多くの美容室で混雑が予想されます。着付け・ヘアメイクで2時間みておりますが、多少前後することもあります。
前に予約していた人の接客が長引いてしまった、前の人が遅刻してしまった、ということもあります。着付けに戸惑う着物や帯もあるので、想像していた以上に時間がずれこむ可能性があります。
また、美容室によっても予約の開始時期が異なりますが、前の年の6月前後から成人式について相談するのがいいでしょう。でも最近では早くに予約する人もいるので、当店ですと、1年前なら好きな時間が選べるかと思います。そして、夏頃、市の成人式の時間が確定するので、予約を1番目にしているお客様に当店からご連絡し、お好きな時間を選んでいただきます。次に2番目の予約の人、、という様になります。多くのお客さまが、朝早すぎるのは大変だし、時間がギリギリになるのは嫌だと考えているのです。あまり遅く予約をしてしまうと、自分にとって丁度良い時間の予約が取れない可能性もあります。成人式の着付け・ヘアメイクの予約を始める時期は美容室ごとに違うので、ご確認ください。

着物を着る前に来ていた服はどうするのか、荷物を預かってくれるのか、など疑問も多いでしょう。疑問があれば、当日までに美容室に確認しておいてください。

2-3. 着付け以外にもかかる時間をしっかり計算しておくこと

前項で、成人式当日は本人もスタッフも慌ただしいことをお伝えしました。ここで、美容室を予約する際の時間の計算方法を簡単に説明します。
美容室で行う着付け・ヘアメイクが2時間だと仮定しましょう。すると、その時間に加えて以下の時間もかかります。

① 自宅から美容室までの移動時間
② 前のお客さまの対応時間
③ 美容室から会場までの移動時間

自宅から美容室までの移動時間については、行きつけの美容室であれば良く知っています。しかし会場までの移動では、混雑が予想されるので注意が必要です。また、前のお客さまの対応時間もあると考えるのがいいでしょう。

2-4. あらかじめ希望を伝えること

成人式当日の流れをスムーズに行いたいなら、あらかじめヘアメイクの希望をスタッフに伝えておくのがおすすめです。「よく行くお店だから自分の好みを分かっているだろう」と思っていたら、成人式のための臨時スタッフの可能性があります。
そのため、希望がしっかり伝わっていなければ、想像通りのヘアメイクにならないかもしれません。プロにヘアメイクをお願いしても、以下のような失敗談があります。

・意思の伝達が上手にできず、思い通りのヘアメイクにならなかった
・持ってきた髪飾りを上手に活かしてもらえなかった
・持ってきた振袖や小物とミスマッチなヘアメイクになった
・まるで舞台衣装かのようなヘアメイクになってしまった

失敗の主な原因となるのは、やはりスタッフと意思の伝達が上手にできていないことです。成人式当日は、普段とは勝手が違うことを心がけておきましょう。

★当店では、あらかじめ着物をお持ちいただいた時に、ヘアとメイクや着物の帯結びのカウンセリングをさせて頂きます。こうしたいというスタイル画像などあれば、その時にお持ちください。

3. まとめ

成人式の着付け・ヘアメイクを美容室で行うメリットや注意点について解説しました。一生に一度のイベントである成人式は、自分の思い通りのスタイルで過ごしたいものでしょう。不安なことはある程度ご自身で調べていただいたうえ、美容室にも相談できるので、肩の力を抜いて気楽に着付けやメイクを任せてみてください。「美容室リプル」では、成人式の着付け・ヘアメイクを承っております。予約を開始できる期間や必要なもの等、確認したいことがあれば、お気軽にご連絡ください。ご要望などにも可能な限り柔軟に対応させていただきます。

料金

MAKE

メイク	￥2,200

結婚式や冠婚葬祭はもちろん、ちょっとしたお出かけにもご利用ください。

HAIR　

アップ	￥4,400

KITUKE

浴衣	￥3,300
袴	￥6,600
留袖・訪問着・付け下げ	￥6,600
振袖	￥8,800
七五三　三歳	着付け￥4,400 日本髪￥5,500 メイク￥1,100
七五三　五歳	着付け￥5,500 ブロー￥1,100
七五三　七歳	着付け￥6,600 日本髪￥5,500 メイク￥1,100
七五三　お母様	着付け￥6,600 アップ￥4,400 メイク￥2,200
成人式	着付け￥13,200 アップ￥6,600 メイク￥3,300 ネイル￥4,400～